日本で食されている代表的な花といえば”食用菊”。食に彩りを添える”つま菊”もとても有名です。
ただ、意外にも生で食べられる菊はありませんでした。生食できることで、サラダやカルパッチョなど和食に限らない多くの料理に取り入れることができるのです。
その考えのもと、食用菊の未来を広げることを目指し生まれたのが「サラダマム」です。
菊-Chrysanthemum-
薬効として中国から流入した菊は日本独自に発展していきました。歴代の天皇陛下ご寵愛の「鑑賞菊」や、おひたし・和え物で人気の「食用菊」、果ては19~20世紀のヨーロッパで席巻したジャポニズム文化の流行によって海外で改良されたスプレーマムやポットマム・クッションマムなどとして日本に里帰りして、現在の多彩な菊文化に発展しています。
日本では仏花や菊花展の大菊などのイメージがありますが、イギリスやオランダではガーデニング用として幅広く使われています。オーストラリアでは母の日に、洋名「クリサンセマム」にちなみお母さんに菊を贈る習慣が広く浸透しています。
菊を育てるというと大菊を連想したり挿し穂で育てるところから「むずかしそう」と感じ敬遠される方も、菊はほかの草花と比べて根が出やすく寒さにも強くてかんたんに育てることができる花材なのでこの機に一度、まずは野菜苗としてチャレンジしてみては。